図書館所蔵資料「竹取物語絵巻」、外部展示(森美術館)
六本木ヒルズ53階(地上から約230メートル)に所在する、日本最高所に位置する美術館「森美術館(港区六本木)」では、7月30日(土)から来年の1月9日(月・祝)まで企画展「宇宙と芸術展―かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」を開催します。
その公開に先立って、本日プレス内覧会が開催されました。
この企画展は、人間の宇宙の捉え方として、宗教から芸術、そして宇宙開発へと様々な視点で関わる中、それらを展示することで芸術作品として宇宙と人間の関わりを案内しています。
また展示を4つのsectionに分け、「人は宇宙をどう見てきたか?」、「宇宙という時空間」、「新しい生命観―宇宙人はいるのか?」、「宇宙旅行と人間の未来」をテーマに展示を展開しています。
そのsection 1「人は宇宙をどう見てきたか?」に、本学図書館所蔵「竹取物語絵巻」(武田本)が展示されています。「竹取物語」のラストシーン、月の使者の訪問を含めた14メートル程ある第三巻を、かなり長く巻子を開いて展示していました。
なお、展示替えも予定しており、やはり本学図書館所蔵の「竹取物語絵巻」(ハイド本)の第三巻が展示されます。
またプレス内覧会では、展示担当キュレーターによるプレスツアーや、展示の趣旨を説明したプレス説明会。そして南條史生森美術館館長と、当企画展の音声ガイドを務めた「宙(ソラ)ガール」ことタレントの篠原ともえさんのトークショーも開催されていました。
撮影・取材