渋谷区立松涛美術館特別展「スサノヲの到来」記者懇談会

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渋谷区立松涛美術館 明日からの渋谷区立松濤美術館で開催される特別展「スサノヲの到来―いのち、いかり、いのり」(主催:渋谷区立松濤美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会、会期:8月8日(土)~9月21日(月・祝))に先立ち、本日当美術館で学芸員の案内による記者懇談会と内覧会が実施されました。

特別展「スサノヲの到来」記者懇談会 この展覧会では、日本神話に登場するスサノヲ(素戔嗚尊等、建速須佐之男命など)の、「大地を揺るがし草木を枯らす荒ぶる魂」と、「和歌の始祖としての繊細な美意識を備えた」、この両面を持つスサノヲの姿を、古美術品・歴史資料でたどり、さらには「破壊と再生」というスサノヲの象徴性に触発されて制作された現代の作品も展示し、時代を超えたスサノヲの影響を見ていくものです。

國學院大學図書館所蔵「熊野那智参詣曼荼羅」巻子本 同展覧会に本学図書館所蔵「熊野那智参詣曼荼羅」(巻子本)、そして本学折口博士記念古代研究所所蔵の屏風や書なども展示されています。
 「熊野那智参詣曼荼羅」は、御師・熊野比丘尼らが携帯し、熊野信仰の絵解きに使用したもので、折り畳んで携帯していたため、資料には今でも折り目が散見されます。
 携帯した曼荼羅を使って、日本の津々浦々で熊野那智参詣を勧めていました。

國學院大學折口博士記念古代研究所所蔵資料 なお、当資料は本来掛幅本だったものを数条に切断して、巻子本に改装したものと見られます。

 渋谷の松濤地区は、近くに区立鍋島松濤公園もある趣のあるところです。本学渋谷キャンパスからは渋谷駅をはさんで反対側に位置しますが、これを機会に松濤美術館を含めた松濤地区に足を運んでみては如何でしょうか。

撮影・取材