図書館所蔵資料、外部展示(横浜市歴史博物館)

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特別展「蒔田の吉良氏」会場入口 横浜市歴史博物館(横浜市都筑区)では、今月19日(土)から企画展「蒔田(まいた)の吉良氏-戦国まぼろしの蒔田城と姫君-」がはじまりました。
 (会期: 7月19日~8月31日)

 古文書を中心に、幻と言われた横浜市南区蒔田町の蒔田城(現横浜英和女学院中学高等学校)と、そこに嫁いだ姫君の謎に迫る企画展となっています。

 

 

本学図書館所蔵「鎌倉公方御社参次第」と「小田原記」巻2 本企画展に、後北条時代以前の東国戦国期には欠かせない古文書と言われる「太田道灌状」(写本)や、「鎌倉公方御社参次第」(写本)、「小田原記」など本学図書館所蔵資料が展示されています。

 

 

阿諏訪青美学芸員の解説「太田道灌状」 本企画展について、主催者から次のように紹介しています。
 「横浜市南区蒔田町、現在学校法人横浜英和学院の建つ地には、室町・戦国時代に吉良氏の城・蒔田城がありました。しかし、この城は発掘調査や歴史資料の少ない、いわば”まぼろしの城”で、城主・吉良氏についてもあまり知られていません。本展覧会では、城と城主・吉良氏に関わる古文書・仏像や、吉良氏に嫁いだ小田原北条氏の姫君に関わる書状など、貴重な資料をご紹介します。」(横浜市歴史博物館企画展ホームページより)

 

 

企画展「蒔田の吉良氏」会場内 まだまだ知られていない歴史が古文書の中には秘められています。本物であれ偽書であれ、古文書を記録した背景もまた歴史です。古文書を丁寧に紐解くことで、新たな歴史像が浮かび上がることも、歴史に触れる楽しさです。

 本企画展で歴史の楽しさや可能性を感じることが出来ることでしょう。
 夏休みとは言え平日に、小中高生や老年期の方々など、幅広い年齢層の観覧者が後を絶たないのは、その証拠と言えます。

 

 

國學院大學図書館所蔵「太田道灌状」 なお、先に紹介した本学図書館所蔵の「太田道灌状」は、今年度の巡回展示「戦国・織豊期の古文書ー國學院大學学びへの誘いー」でも展示されます。
 9月中旬には松本市時計博物館。10月初旬には新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」。10月下旬からは渋谷キャンパスの本学博物館で開催されます。

 是非こちらの巡回展示にもお越しください。

撮影・取材