岡田莊司神道文化学部教授最終講義

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 今月末をもって定年退職を迎える神道文化学部の岡田莊司教授の最終講義が本日午後、渋谷キャンパス常磐松ホールで行われました。岡田教授は、昭和56年に本学文学部に着任し、平成14年に神道文化学部設置により移籍。神道文化学部長や専攻科長などを歴任されました。

 今日の最終講義は「神道の本義とは何か―古代神道と中世神道からー」と題して行われ、学生卒業生、教職員を始め、長年講師を務める本学オープンカレッジ「神道を知る講座」の受講生など約200名が岡田教授の研究の集大成に耳を傾けました。

 「なぜ現代まで神社や神道が脈々と生き続けているのか」が最大の課題と語る岡田教授。古代から中世、近世、近代にいたる神道史、神社史を辿りながら考察しました。その上で「神道とは世代交代を前提とし生き方に徹底的にこだわること、心の豊かさの共有」とし、「自然の営みに感謝する気持ち問俯瞰を持ち、他者を尊重する姿勢こそが自身の精神性を高めることにつながる」と語りました。

 最後にこれまでの研究生活を振り返り「神道とは何か、神社とは何か、祭祀とは何かをずっと考え、まとめてきた。道のりはまだ遠い。神社がこれからどうなっていくのかを学問的にも信仰的にも受け継いでいかないといけない。吉田兼俱のいう「慎みて怠ることなかれ」を実践していくしかないと思っている」と語り講演を結びました。

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