第32回國學院大學松尾三郎杯争奪全国選抜高等学校柔道大会
第32回松尾三郎杯争奪全国選抜高等学校柔道大会が、本日たまプラーザキャンパス体育館で開催されました。この大会は、故松尾三郎元理事長の柔道振興へ尽くされた功績を顕彰することなどを目的に、本学柔道部が主催して行われています(毎日新聞社・スポーツニッポン新聞社後援)。大会の準備や運営は、柔道部員の学生が中心となって行われ、会場となる体育館には国際規格の柔道畳が敷き詰められました。
今年は北は北海道から南は九州・長崎まで過去最多の68校が集まり、各校5人ずつの団体戦で松尾杯を目指しました。
開会式では、大会委員長の秦信行柔道部部長・経済学部教授が「日ごろの練習の成果を試合にぶつけていただきたい」と、続いて毎日新聞社を代表して山本明彦横浜支局長が「正々堂々と凛とした戦いを見せていただきたい」とそれぞれ挨拶しました。
試合は、4つのコートに分かれてトーナメント方式で進められ、国際審判、国内S・A級ライセンスを持つ審判員が試合を裁きます。この大会は、各高校とも新チームに代替わりして間もない時期に行われる「新人戦」です。1回戦から気迫のこもった試合が展開され、試合場の周りにはライバル校の試合を見逃すまいと多くの選手たちが詰めかけていました。
決勝戦は、昨年準優勝の国士舘高等学校と3位の日体大荏原高等学校の東京勢同士の対戦。息詰まる熱戦の末、1-0で国士舘高等学校が勝ち、平成24年以来6年ぶり16回目の優勝を果たしました。
大会結果は先の通り。
優勝 | 国士舘高等学校(東京) |
準優勝 |
日体大荏原高等学校(東京) |
3位 | 作陽高等学校(岡山) |
崇徳高等学校(広島) |
また、上位4校から5人の優秀選手が選ばれ表彰されました。
毎年この大会では、本学の柔道場を開放しており、試合が終わった高校の生徒たちが練習試合を行っています。
全国から集まった高校生たちは、次の飛躍を胸に柔道場でも稽古に励んでいました。
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