ミュージアムトーク『古代の大嘗祭・大嘗宮の実態と原形』

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多くの方が聴講したミュージアムトーク 本日午後2時から國學院大學博物館で、ミュージアムトーク『古代の大嘗祭・大嘗宮の実態と原形』が行われ、会場には100人を超えるギャラリーが集まりました。

 登壇した、同博物館館長の笹生教授(神道文化学部)は、祭祀考古学の視点から、大嘗祭の祭りの形と、それがいつから始まったのかについて解説しました。

 大嘗祭は、古くは貞観年間の史料に登場しますが、平城宮からも大嘗宮の遺構が発見されていて、最も古い跡としては715年から730年頃と推定されているそうです。しかし、更に時代を遡ると4世紀頃の古墳からも大嘗祭の特徴を持つものも出土しています。さらに、奈良県の纏向遺跡の祭祀土坑などを見ると、3世紀ころまではルーツを遡ることができるのではないかと笹生教授。このように大和王権の成立と強い関係がある大嘗祭について、考古学的に迫る貴重な時間となりました。

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