ミュージアムトーク『最後の天下祭―文久二年の山王祭―』

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 本日、午後2時から國學院大學博物館でミュージアムトーク『最後の天下祭―文久二年の山王祭―』を開催しました。

ミュージアムトークの様子 今回のミュージアムトークは、武蔵大学教授で本学大学院兼任講師の福原敏男先生が担当し、神田神社の神田祭とともに「天下祭」と称される日枝神社の山王祭について、天下祭の定義、江戸時代の巡幸路、文久2年の同祭礼について、絵画や地図、祭礼見物のためのパンフレットである祭礼番附などスライドで示しながら解説されました。今でも賑やかな山王祭ですが、実は明治以降、維持が難しくなった山車などを関東近郊の街に払い下げた経緯もあるそうで、本庄など近郊の地域では今でもその色合いを残したお祭りがあるそうです。維持が困難になった歴史はありましたが、その結果、関東大震災や東京大空襲など震災や戦災を免れた山車も多く、今日、山王祭を研究する上では貴重な史料となっているそうです。

販売中のブックレット なお、本日行われたミュージアムトークに参加できなかった方は、本日の内容に関連したブックレット『最後の天下祭―文久二年の山王祭―』を同博物館ミュージアムショップにて販売中(900円)です。ご来館の際のお土産にいかがでしょうか。

イベント(学外者開放型)