特集展示「神仏に誓う―鳥羽藩御側坊主等起請文―」ミュージアムトーク

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 國學院大學博物館で2月1日まで開催中の特集展示「神仏に誓う―鳥羽藩御側坊主等起請文―」のミュージアムトーク(特別講演)が本日行われました。日本中世史が専門で板碑や起請文の研究を続ける千々和到文学部教授が約1時間にわたり、展示資料の「起請文」について講演しました。

 今回、特集展示として出陳している資料は、本学図書館が所蔵する「鳥羽藩御側坊主等連署起請文群」の一部で、千々和教授らが10年以上にわたり研究を進めてきたものです。起請文には、神仏に「職務上見聞きしたことを、他人はもちろん家族にも口外しないことなどを誓った」内容が記されています。千々和教授は、これまでの研究でわかった牛玉宝印の特徴を解説したほか、資料群の中から見つかった起請文に血判をする際に用いられたとされる「誓詞針」が、江戸時代の誓詞・血判の作法を知るうえで極めて貴重な実物資料であることを紹介しました。

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