国際縄文フォーラム火焔街道往来2016

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国際縄文フォーラム火焔街道往来2016 本日午後1時30分から、渋谷キャンパス常磐松ホールで、「国際縄文フォーラム火焔街道往来2016」が開催され、約200名が参加しました。
 このフォーラムは特別展「火焔型土器のデザインと機能 Jomonesque Japan 2016」の関連イベントとして催されたもので、本日は「基調講演」。そして明日は7人による「報告討論」と、小林達雄本学名誉教授による「講話」を予定しています。

国際縄文フォーラム火焔街道往来2016_谷口康浩教授講演 本日の基調講演は、谷口康浩本学文学部教授からは「縄文人の心象世界と縄文土器」、河仁秀釜山近代歴史館(韓国)館長からは「韓半島櫛文土器文化の儀礼具と装身具」と題して行われました。

 谷口教授からは、先ず縄文土器と弥生土器の比較からはじまり、弥生土器の機能的造形と縄文土器の象徴的造形に触れ、縄文土器を見てもその機能が直ぐに理解できない点から、縄文土器を「土器を超越した土器」と紹介しました。
 更に時代によって、その文様も発達していくことを提示。そうした中で、文様のデザインが過剰化していく縄文中期に触れ、そこから見ることのできる心象世界の表現、社会的コミュニケーションの媒体としての縄文土器について説明しました。

国際縄文フォーラム火焔街道往来2016_河仁秀館長 河館長からは、縄文文化との比較事例として、朝鮮半島の櫛文土器文化の儀礼具や装身具を紹介し、特に縄文文化の精神世界をも表す「第二の道具」としての機能と比較し、その類似性について講演しました。

 明日は7人による「報告討論」を開催します。それぞれの立場から火焔土器を巡る文化・環境等様々な報告が聞けることでしょう。
 引き続きご来場をお待ちしております。

イベント(学外者開放型)