特集展示生誕130年記念 「折口信夫と『死者の書』」ミュージアムトークⅢ

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ミュージアムトークⅢ「國學院の学び、『死者の書』」 本日午後0時30分から、渋谷キャンパスの國學院大學博物館で特集展示生誕130年記念 「折口信夫と『死者の書』」のミュージアムトーク「國學院の学び、『死者の書』」が行われ、会場の博物館ホールは120名あまりの参加者で溢れていました。

 本日のミュージアムトークは、院友漫画家の近藤ようこさん(88期文学科)と、折口博士記念古代研究所所長でもある小川直之文学部教授の二人のトークショーでした。

ミュージアムトークⅢ「國學院の学び、『死者の書』」 近藤さんと小川教授のお二人は、事前打ち合わせも兼ねて午前11時に博物館で待ち合せ、小川教授から折口信夫博士関連展示の説明。
 お昼を挟んで、定刻からミュージアムトークを開始しました。

 はじめに小川教授から、昭和28年に自歌朗詠した際の折口博士の肉声を披露。まだ映像保存が発達しておらず、磁気テープで保存された貴重な音声を聞くことが出来ました。

ミュージアムトークⅢ「國學院の学び、『死者の書』」 引き続いてトークショーがスタート。
 小川教授が司会を兼ねながら、お二人の話が進んでいきます。

 二人とも高校生時に民俗学、特に折口民俗学と『死者の書』に巡り合い、國學院大學進学を決意。大学卒業後、片や漫画家に片や研究者に進みました。
 それぞれの立場から見た、『死者の書』との出会い、國學院大學の在学期間と大学の空気、そして折口博士の世界について興味深いトークが続きました。

ミュージアムトークⅢ「國學院の学び、『死者の書』」 特に『死者の書』については、お二人とも大伴家持の存在が注視。それぞれの関心ごとの相違があれど、着眼点が同じところにも興味深いです。

 最後に小川教授から、これも珍しい折口博士の挿絵が紹介されました。
 絵心豊かな折口博士のユーモアに溢れた数々の挿絵に、会場は和んでいました。

ミュージアムトークⅢ「國學院の学び、『死者の書』」 気付けば予定の時間を超過して、お二人のミュージアムトークは終了となり、参加者からは温かい拍手が送られました。

 終了後、昨日展示替えをした近藤さんの漫画版『死者の書』の原画を見る方や、今回も近藤さんにサインを希望する方で長蛇の列となりました。

ミュージアムトークⅢ「國學院の学び、『死者の書』」 1時間を超えるミュージアムトークの後のサイン会、近藤さん、お疲れ様でした。


 特集展示130年記念 「折口信夫と『死者の書』」は、10月10日(月・祝)までになります。
 また特集展示関連イベントは、10月8日(土)の持田叙子文学部兼任講師の講演会 「鳥になり、花になり、愛を告げたい ―死者の書―」を残すのみとなりました。
 こちらの講演会をご希望の方は、下のURLからお申し込みください。

漫画版『死者の書』下巻原画展示 また先述の通り、博物館ホールの漫画版『死者の書』の原画展示は、昨日(9/23)展示替えが行われ、現在下巻の原画が展示されています。
 是非こちらもご覧ください。

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