Ky+ゲスト「旅する音楽」コンサート

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Kyコンサート「旅する音楽」 本日午後6時30分から、渋谷キャンパス学術メディアセンター常磐松ホールで、「Ky(キィ)」による「旅する音楽(MUSIQUE VAGABONDE)」が開催されました。
 このコンサートは本学文学部外国語文化学科のイベントで、平成27年度より「《多言語・多文化の交流と共生》プロジェクト」と題し、複数の言語・文化が交わる現場に焦点をあてた連続企画の一環としています。

Kyコンサート「旅する音楽」 今回演奏した「Ky」は、パリ(仏)を拠点とするフランス人ウード奏者のヤン・ピタール(Yann Pittard)さんと、日本人サックス奏者の仲野麻紀さんによるデュオです。
 また今回はスペシャルゲストとして、日本を代表するウード奏者の常味裕司さんを交え、色彩豊かなコンサートとなりました。

 コンサートは2部制で、第1部ではKyのお二人による演奏が行われ、弦楽器と金管楽器の音色が融合した伸びのある美しい音色の曲や歌が披露されました。

Kyコンサート「旅する音楽」_トークショー 第2部までの間に、ゲストの常味さん、そして司会を担当している笠間直穂子本学文学部准教授を交えて4名でトーク。
 アラブ音楽の弦楽器ウードやアラブの音楽についての歴史、そしてその地理的範囲など、国境と文化圏の差異を気付かされる話題になりました。日本の三味線でも、地域差は存在しますが、中東から西北アフリカまでの広い範囲に伝わる音楽や楽器の共通点と相違、歴史的潮流をも含め、広大な世界観に気付かされる内容でした。

Kyコンサート「旅する音楽」_Ky+ゲスト常味裕司さん 第2部はゲストの常味さんのウードも加わり、ウード二重奏と、サックスやアラブの葦笛「ナイ(Nay)」による演奏です。
 日本では珍しいアラブの音楽や楽器の音色に、会場の100人を超えるお客さんも聴き惚れており、演奏終了時には熱い拍手が送られました。


 なお、ウード奏者のヤン・ピタールさんは昨年10月に本学で開催された、ワエル・クデ氏講演会「いま、レバノンに生きるということ」でもウード演奏を披露しています。

 また、《多言語・多文化の交流と共生》プロジェクトとしては今回3回目のイベントとなりますが、1回目の『異境の中の故郷』の際のトークショーは、本学刊行の『國學院雑誌』第117巻第6号に掲載されます。こちらもご覧ください。

イベント(学外者開放型)