講演会「カタルーニャにおける日本美術コレクションと芸術家への影響」

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リカル教授の講演 本日午後6時から、渋谷キャンパス学術メディアセンター5 階会議室06で、バルセロナ自治大学教授のブル・トゥルイ・リカル教授による講演会「カタルーニャにおける日本美術コレクションと芸術家への影響」が開催されました。

 リカル教授は、おもにヨーロッパにおける日本美術の影響について研究していて、本日はカタルーニャ地方と日本美術の関係について解説しました。カタルーニャ地方は現在のスペイン北東部で、日本が開国した後、同時期のヨーロッパ各国と同じように日本美術の影響を受けます。当時日本美術が盛んに流入していたフランスを経由し、カタルーニャ地方にも日本文化が流入したといわれ、歌川国芳の浮世絵や葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』に影響を受けたと思われる作品が数多く描かれています。リカル教授は、カタルーニャの絵画と北斎の絵画の画像をそれぞれ表示し、類似している点を指摘し、参加者も日本美術の影響の大きさに驚きを見せていました。

 解説が終了したあとは質問時間が設けられ、参加者とリカル教授は、熱い議論を交わしていました。

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