企画展「花鳥風月 ―柄鏡の美―」開幕

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國學院大學博物館企画展「花鳥風月 柄鏡の美」 渋谷キャンパスの國學院大學博物館において、平成27年度第6回企画展 「花鳥風月 ―柄鏡の美―」が本日開幕しました。

 本学博物館には、服部和彦氏の篤志によって寄贈された1,000点に近い鏡が収蔵されています。
 この企画展は、サブタイトル「服部和彦氏寄贈コレクションを中心として」の通り、これらの収蔵品の内から中世後半に出現し、江戸時代を通して一般庶民にまで広く浸透した柄鏡の魅力をご紹介しています。

 國學院大學博物館企画展「花鳥風月 柄鏡の美」_特別列品「魔鏡」 古代、中世における和鏡の鏡背文様は、吉祥文としての松樹や竹などの植物に加え、鶴、雀などの鳥文を配するという一定のパターンから脱却することはありませんでした。しかし、近世に花開く柄鏡の鏡背文様には、人物、動植物、器物、山水楼閣をはじめ、自由奔放な独自の絵画的世界が採用され、私たちの目を楽しませてくれます。
 近世金属工芸の「粋」、柄鏡の世界を楽しんでください。

國學院大學博物館企画展「花鳥風月 柄鏡の美」_銅鏡「柄鏡」体験コーナー また今回特別列品として、実際に光を反射させた「魔鏡」も展示されています。
 投影された阿弥陀仏如来の姿は、嘗ての信仰すら感じさせます。

 

 そして、19世紀後半の鏡台に磨き上げた面径36cmの大型鏡を収め、実際に鬘(かつら)を被って写真も撮れる「体験コーナー」も設けています。
 銅鏡の柄鏡を覗き込む機会もなかなかありません。ご来館の際は、是非体験もお楽しみください。

イベント(学外者開放型)