國學院 in Hikarie-渋谷で学ぶ渋谷楽-

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生け花が飾られた舞台 本日午後1時から、渋谷Hikarie8階 8/courtにおいて國學院大學地域連携企画として「國學院 in Hikarie ―渋谷で学ぶ渋谷楽―」が開催されました。part1「渋谷で学ぶ」では、大河ドラマの「時代考証」について二木謙一名誉教授と現役学生がトーク、 part2「渋谷楽」に本学部会による和楽器の演奏が行われました。國學院 in Hikarieは今回で3回目の開催です。

 今回、舞台には華道・洗心流5世家元で平成28年度本学オープンカレッジで講師を担当する鳥居茜月先生による大きな生け花が飾られ、お正月らしい華やかな舞台でイベントが始まりました。

【Part1.】渋谷で学ぶ
大河ドラマの舞台裏-学生と語る「時代考証」-

トーク全体  第1部では、これまでNHK大河ドラマで「軍師官兵衛」など14作の時代風俗考証を担当してきた二木謙一名誉教授が登壇。文学部史学科の矢部健太郎准教授ゼミの学生たちの質問に答える形で「時代考証」や「有職故実」について語りました。「國學院に来なかったら、今の自分はない」と話す二木名誉教授は、学生時代から桑田忠親名誉教授、鈴木敬三名誉教授(いずれも故人)に中世史、有職故実を学んできました。

二木名誉教授 トークセッションでは、スクリーンに「蒙古襲来絵巻」や「一遍上人絵伝」、戦国武将の肖像画などを映し出しながら鎌倉時代から、室町時代、戦国時代の武家の装束を中心に変遷を解説していました。二木名誉教授がよく参考にするという「若宮八幡参詣絵巻」には、将軍らが若宮八幡に詣でる様子が描かれていて、身分によって身につける装束などが細かく決められていたことを理解することで「それぞれの身分がわかる」ということをわかりやすく説きました。

 これらの知識が必要となる大河ドラマの時代風俗考証では、年間50回にも及ぶ放送のための準備をする上での苦労も絶えないとの事で話題はこれまで携わった大河ドラマの舞台裏にも広がっていました。

【Part2.】渋谷楽
学生部会による和楽の演奏

 長唄の演奏

長唄の演奏 「渋谷楽」は、本イベント恒例となった長唄研究会と青葉雅楽会による演奏です。卒業生はもちろんのこと、通り掛かりの買い物客も足を止めて、和楽の奏でる音色に親しんでいました。長唄研究会は、三味線と唄からなる江戸時代から続く伝統音楽です。今日はご祝儀曲の「末広がり」と牛若丸と鞍馬天狗の剣道修行を唄った「鞍馬山」を演奏しました。

祭祀舞 青葉雅楽会は、笙・篳篥・竜笛の三管による「越天楽」などの演奏のほか、祭祀舞「豊栄の舞」が披露されました。

イベント(学外者開放型)