渋谷らしさの近未来 ー渋谷学シンポジウムー

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 第4回國學院大學渋谷学シンポジウムが、渋谷キャンパス5号館5202教室で本日午後1時30分から開催されました。渋谷学は本学が学部を横断して推進している研究のひとつです。研究会やシンポジウムは一般にも公開され、社会と共有しながら進められています。本日のテーマは「渋谷らしさの近未来」。ゲストも交えて前後半の2部構成で進行しました。

 


 前半は田原裕子教授(國學院大學経済学部)と大友教央氏(東急電鉄株式会社 資産戦略部情報開発二課長)が登壇しました。田原教授はこれまでの渋谷を振返り、1970年代以降、 “若者”が大学生を指したり高校生を指した時代があったことに触れ、その時々で最も勢いのある層を取り込んできたことを指摘。これから渋谷が誰のものになるのか大変興味深いと語りました。

 東急電鉄の大友氏は、2027年に向けて進行中の渋谷大規模開発計画を紹介し、そのリーディングプロジェクトであった「ヒカリエ」開業がもたらした効果や、駅から本学方面に向けて約600mの遊歩道が整備されるなど、計画の詳細を伝えました。


 後半は、西樹氏(シブヤ経済新聞編集長)と関谷のびこ氏(フリーカメラマン・渋谷区出身)を加えて、「これからの渋谷らしさのあるべき姿」についてディスカッションが行われました。西氏は「渋谷再開発によって企業が増え、新たなコミュニティとともに働き方も多様化するだろう。そこに新しい価値が生まれるかもしれない」と将来の渋谷へ期待を寄せました。関谷氏は「渋谷は実は地域連携がとても強い街。一方で新しいものを受入れる顔を持っている。古いものと交じりあいながら新しいものを生みだす、進化しつづける街であり続けて欲しい」と語りました。

 こうした個々の意見を交わしながら、最後は渋谷の魅力として「寛容性や偶発性が渋谷には欠かせない魅力」として今回のシンポジウムを締めくくりました。

イベント(学外者開放型)