体感!浮世絵摺り実演・体験会

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藤澤先生による挨拶 本日、渋谷キャンパス本学術メディアセンター多目的ホールで午後0時から午後2時、午後2時30分から午後4時30分の2回、ミュージアム連携「体感!浮世絵摺り実演・体験会」が実施されました。 2回目の開催となり、各回とも40人の定員が埋まり、多くの児童、保護者の方などのご参加がありました。

 このイベントは平成27年度文化庁の「地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」に採択された「東京・渋谷から日本の文化を国際発信するミュージアム連携事業」のイベントの一環として開催(主催:國學院大學、共催:公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団、協力:太田記念美術館、山種美術館)しています。

 

仲田氏による摺りの実演 本学文学部教授・藤澤紫先生の挨拶の後、同研究所の摺り師・仲田昇さんによる葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」摺り実演が行われました。浮世絵制作には葛飾北斎をはじめとする絵師、版を彫る彫師、今回お越しいただいた、版に色を重ねる仲田さん摺師など、複数の手を経て制作されます。また、摺りの段階では、色別に何枚も版が用意されており、版に顔料を塗り、その上に用紙を置き、馬連(ばれん)で色を摺りこむ、という工程を何度も繰り返し、ようやく1枚の絵が完成します。その様子を見届け、1枚の浮世絵が刷り上った際には、大きな拍手が寄せられました。

 

参加者による摺り体験 後半の摺り体験では、体験用の道具や摺り台が用意され、参加者が実際に1人ずつアウトラインと呼ばれる大枠の版の一色の摺り体験を行いました。簡単に見えた作業にも力の入れ具合等がわからず苦戦しつつも、指導を受けながら取り組んでいました。参加者は、ようやく出来上がった作品を見て笑顔を見せており、貴重な夏休みの一体験となった様子が伺えました。 

イベント(学外者開放型)