第2回博物館関係院友集いの会

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青木豊教授_開会挨拶 本日渋谷キャンパス常磐松ホールで、午後1時30分から第2回博物館関係院友集いの会が開催されました。本学出身の博物館学芸員は全国で活躍しており、本日の集いの会も100名近くの院友学芸員・博物館学教員の参加がありました。

 先ず主催者である青木豊文学部教授から挨拶があり、昭和32年からはじまる本学博物館学課程の歴史について、そして7年ぶりのこの集いの会に合わせ、7年間の本学博物館学の活動について解説がありました。
 その中で、大学院の文学研究科史学専攻に博物館学専攻が開設されたこと。そして平成21年には、文部科学省GPに大学院の高度博物館学教育プログラムが採択され、現在大学事業として継続されていることが報告され、学部出身者も含め、本学院友学芸員の基盤となっていることが紹介されました。

 

原田昌幸文化庁美術学芸課主任文化財調査官_講演 引き続き2本の講演に移り、最初は文化庁美術学芸課の原田昌幸氏(昭56卒、89期史)による「大英博物館「土偶展」―裏方の記―」と題し、平成21年に開催された大英博物館での海外展示「The power of Dogu : ceramic figures from ancient Japan」の活動報告でした。
 文化庁は、国内の文化資産の保存も重要な業務ですが、その文化資産を海外で活用することも業務に含まれています。更に磁器の様に堅固ではない、数千年前に野焼きで作られたの原始資料を、海外で展示する並大抵ではない苦労の元に進められた、企画の実情を垣間見ることが出来ました。

 

 

芳井敬郎花園大学教授_講演 次に花園大学教授の芳井敬郎氏(昭45卒、78期史)による講演「学芸員視点の民俗展示と物質文化研究」。今当たり前に使用している生活道具。その時点では博物館資料としては違和感を持って見られる物も、場所や時間が異なると、重要な資料となります。物質文化として民具を捉え、保存・展示することで命を与える学芸員の力量を考えさせる内容でした。

 その後、平成20年に学内博物館施設を融合して生まれ変わった國學院大學博物館を見学し、午後5時からは若木タワー18階の有栖川宮記念ホールで懇親会となり、世代を越えて親交を深める機会となりました。

イベント(学外者開放型)