美術文化フォーラム2「輝ける色彩-日本美術の中の金と銀-」

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山崎妙子館長 風神・雷神のいたずらなのか荒天に見舞われる中、本日午後2時から本学渋谷キャンパス常磐松ホールで、國學院大學×山種美術館 美術文化フォーラム2「輝ける色彩―日本美術の中の金と銀―」が開催されました。まず始めに山種美術館館長、山﨑妙子氏から現在山種美術館で行われている特別展「輝ける金と銀―琳派から加山又造まで―」展の開催趣旨及び見どころについての説明がなされました。そして特別展の作品群では金と銀が多様な技法を用いられる中で意味をもつのかがスライドを使いながら解説されました。

風神雷神をすかしみる 続いて藤澤紫文学部教授による講演「日本美術の金と銀ー江戸絵画と工芸の魅力」が行われました。こちらでも現在山種美術館の特別展で展示されている作品を中心に取り上げ、琳派を中心に金と銀を巧みに使う作品が紹介されました。講演の中ではそれぞれ自然をモチーフにした連想クイズが出題されたり、事前に配布されていた屏風のプリントを折り曲げ透かしてみたりと、来場者の方も頭と体を使って、日本画の画家たちの感性や趣向を考える場となりました。

宮廻先生による講演 最後に日本画家で山種美術財団の理事も務める宮廻正明東京藝術大学大学院教授が、「日本画材料ー融合と混在ー」をテーマに講演。鎖国時代から培われた日本画での日本独特の金と銀の使われ方や、普通に使うと目立ってしまう金や銀を背景に使うことの逆説的な手法に隠された意図などをユーモアを交えつつ解説されていました。

学生による舞 3人の講演終了後、午後4時15分からは、本学学生サークルの「青葉雅楽会」と本学の卒業生で現在は本学事務局職員・山口耕司氏による雅楽コンサート「雅楽の調べー管楽と神楽舞」が開催されました。日本画と同じように日本の伝統文化である雅楽の演奏会を楽しみ来場者は帰路についていました。

イベント(学外者開放型)