渋谷区民大学講座「百敲と鯵のたたきー法律家としての徳川吉宗ー」

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本学法学部教授・高塩博先生 本学では、これまで「渋谷学」を始めとするさまざまな地域連携講座をおこなってきました。今年度からは、「渋谷区民大学講座」として渋谷区在住の方をはじめひろく地域の方に研究の一端を公開していきます。本日は全3回の講座の1回目で、午前10時30分から本学渋谷キャンパス学術メディアセンター常磐松ホールを会場に、「百敲(ひゃくたたき)と鰺のたたき-法律家としての徳川吉宗-」と題した本学法学部・高塩博教授の講演が行われました。

 百敲は、箒尻というムチで受刑者の肩や背中、尻にかけてを100回殴打する刑罰です。中国法に造詣の深かった徳川吉宗が、窃盗犯罪や博打などの軽微犯罪対する罰として採用しました。公衆の面前で執行して恥を感じさせることで、罪人の改心を期待する性質があり、近世刑罰史上において、画期的な刑罰であったといいます。敲という文字には、目的に合わせ適度な強さで手加減してたたくという意味合いが込められているといいます。百敲と同様に、「鯵のたたき」も、おいしく食べるためには、適度にたたくことが重要というユーモアを交えながら講演を締めくくっていました。

 次回は、6月7日(土)午前10時半から、田原裕子経済学部教授の「住宅すごろくの『あがり』の先にー高齢期の人口移動ー」です。受講料は無料です。定員がありますので、興味のある方は、下記リンクからお申し込みください。

イベント(学外者開放型)