東北再生「私大ネット36」第1回シンポジウム

記事のみ印刷 全画面印刷

 本日午後2時より、渋谷キャンパス常磐松ホールでは本学を含めた24私立大学が加盟している、東北再生「私大ネット36」の第1回シンポジウムが開催されました。
 「私大ネット36」は2012年春、志を同じくする私立大学が集結し、東北地域での支援活動と、学生の教育を目的に設立したネットワークです。春期と夏期に現地でのスタディツアーを実施しておりますが、今回は初めてのシンポジウム。約130名の参加者が活動の報告や今後の方針について、耳を傾けておりました。

 シンポジウムは2部構成で、第1部は基調講演と現地報告、サマープログラム報告を実施。第2部はパネルディスカッションが行われました。

第1部

 先ず、広島女学院大学の長尾ひろみ学長より開会の挨拶がありました。
 阪神淡路大震災に伴う支援活動に参加したことにより、その体験が今回のネットワーク立ち上げに活きたこと。そして当ネットワークが10年間継続して、復興支援と共に学生教育へと結実していくことへの期待を語られました。

 引き続きは、河北新報社編集局報道部主任の須藤宣毅氏より「東北の現状と今後―今、大学に求められるもの」と題して基調講演が行われました。
 河北新報社の防災減災取材班として現地の報道を担当されている立場から、被災地の現状と今求められている支援の内容について話されました。その上で、被災者の自立を促す支援の呼び掛けは、ネットワークを組織する側の意識を正させる内容でもありました。

 次に、南三陸町保健福祉課の本間照雄氏から「現地のニーズと課題―今、大学生ができる活動とは」と題して、現地報告がありました。
 大震災から2年半が経ち、救援・救助型の支援から、地域経済復旧・復興の支援へと移行し変化を求む意見は、現地ならでは言葉でした。また大学生に期待している具体的な提言は、実際に今後のプランに必要とされる内容でしょう。

 その後参加者の報告として、大正大学弓山達也教授から「私大ネット36サマープログラム実施報告」と、本学茂木栄神道文化学部教授、黒崎浩行神道文化学部准教授、そして参加大学生6名から「國學院大學独自プログラム実施報告」が行われました。

 引率する側の意見、学生側からの理解や感動等、様々な報告がありました。

 

 

第2部

 休憩をはさんで第2部は、本学加藤季夫副学長・人間開発学部教授が司会となり、第1部の講演者・報告者を交えてパネルディスカッションが行われました。
 第1部の講演・報告に対する意見や補足をはじめ、今後大学としてどのように支援の実施を検討するべきか、会場を交えて意見が交わされました。

 パネルディスカッションが終了後、大正大学の勝崎裕彦学長より閉会の挨拶があり、初めてのシンポジウムも幕を閉じました。

 

 また会場ホールの外では、「私大ネット36サマープログラム」と「國學院大學独自プログラム」のポスター展示も行われていました。開会前と休憩時間には、参加学生の展示説明もありました。

 

 会場では、学生そして他大学からの参加を募っておりました。関心のある方・団体は、是非事務担当にご連絡ください。
 先述のとおり、私大ネット36は10年間を見据えた活動を計画しております。今日のシンポジウムが今後の活動に反映され、ネットワークがますます発展することを祈念致します。

イベント(学外者開放型)