観月祭

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 今年で4回目となる観月祭が、午後4時から渋谷キャンパス神殿前で行われました。今日は、満月ということで、丸い月の下での斎行が期待されましたが、あいにくの曇り空。時折細かい雨粒が落ちてくるなかのお祭りとなりました。それでも、午後3時ごろから多くの方が会場の周りに集まり席を確保していました。

 お祭りは、始めに祭壇に飾ったススキをはじめとした季節の草花を月に見立てて、団子や里芋、栗、柿などの旬の食物をお供えをします。祭壇に供えられたお神酒には、7月に本学学生が福島県いわき市小名浜で行われた「東日本大震災慰霊千度祓」に参加した際にいただいたお酒が使われました。

管絃

 神殿の前に組まれた舞台に、学生たちが上がり、「賀殿」「酒胡子」「胡飲酒」の3曲を、笙、篳篥、竜笛の3種類の管楽器と鞨鼓と太鼓など打楽器とで演奏しました。

舞楽

 舞楽は「振鉾(えんぶ)」、「陵王(りょうおう)」、「胡蝶」という3曲が奉納されました。振鉾は、鉾を振ることで清める意味があり、鳥甲をかぶった舞人が、鉾をゆっくりと振り回して舞っていました。陵王は、金色に輝く面を着けた男性の舞です。時に勇壮に、時には穏やかに舞い、薄暗くなった会場に鮮やかな衣装とお面を輝かせていました。

 胡蝶は、振鉾・陵王とは対照的に4人の女性が華やかに舞います。背中に羽根をつけ、手に花を持った女性が蝶のように舞台をひらひらと舞っていました。

神楽舞

 最後は、「朝日舞(あさひまい)」「浦安の舞(うらやすのまい)」の2つの神楽舞が奉納されました。

 朝日舞は、明治天皇の御製に作曲作舞したもので、今回は3人の女子学生が榊の枝を手に舞を披露しました。

 最後に舞われた浦安の舞は、昭和天皇御製に作曲作部した神楽舞。2人の女子学生が、楽人たちの笛や歌に合わせて舞を奉納しました。

 日中のキャンパス見学会にお越しになったご父母の方々も多くお残りいただたほか、一般の方も来場され、舞台の周りには何重にも人垣ができていたほか、2階の渡り廊下から観覧されている方も多く見られました。

イベント(学外者開放型)