学びへの誘い@新潟(公開古典講座)

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 今年の新潟会場での「祭礼絵巻に見る日本のこころー國學院大學学びへの誘いー」も二日目を迎えました。

 本日は同会場新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」の講義室で、公開古典講座が催されました。
 内容は、大東敬明先生(本学研究開発推進機構助教・米国ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所客員研究員)による「祭礼を比較する―無病息災を願う祭礼を中心に」と題した90分の講演会でした。

 柳田國男による“祭礼”の定義からはじまり、神様への儀礼としての夜の秘儀「祭り」から、見物人を意識した、華やかな工夫をこらした「祭礼」への変化が、既に平安時代からはじまること。そうした中で近世の「東照宮祭礼」では、信仰は伝播すれど、祭礼の形式は場所によって異なる特徴を持つようになるなど、祭り・祭礼を見るときの新たな視点の指摘を受けました。
 また、祭礼自体その芸能が個々に伝わっていくものではなく、むしろ全体が一つの組織体(セット)のような形で伝播していることなど、非常に興味深い内容に、約100名の参加者は関心深く聴講していました。

 今身近に開催されている祭礼も、どのような内容が伝わり、どのような芸能が催されているか、改めて確認されてはいかがでしょうか。

 

 その後講演会参加者は展示会場に移り、講演で指摘された祭礼・芸能の内容や表現について、鮮やかな色彩の残っている絵巻を確認していました。

 

 

 

 

 

 

 また展示説明に訪れた大東先生への質問も、多数寄せられていました。

イベント(学外者開放型)