折口信夫年祭と墓参の旅―石川県羽咋市を訪ねて―(最終日)

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 2泊3日の「折口信夫年祭と墓参の旅」は今日が最終日です。

折口信夫60年祭

 今日は、午前10時から気多大社に近い羽咋市寺家町の藤井家で「折口信夫60年祭」が執り行われました。昨夜の前夜祭に続き、斎主を岡野弘彦本学名誉教授が務められました。
 遺族をはじめ、オープンカレッジ受講生、地元の関係者などが参列した年祭では、岡野名誉教授が祭詞を読み上げ、折口信夫・春洋父子の御霊に語りかけました。

 その後、寺家町内にある折口信夫父子の墓を参拝。岡野名誉教授が、折口信夫が作詩した「傷つけず」を朗読しました。
 今日の羽咋市内は、前日までに続き、不安定な天気が続いていましたが、年祭そして墓参の時には雲の合間から青空がのぞいていました。

折口信夫没後60年記念講演会

 午後1時からは、コスモアイル羽咋を会場に記念講演会(羽咋市・羽咋市教育委員会・折口父子記念会主催)が開かれました。講師を務めた岡野名誉教授は、約1時間半にわたって「折口信夫の話(四)」と題して講演を行いました。岡野名誉教授のご実家の神社のご祭神にまつわる話を、古事記の一節や学生時代の折口信夫の逸話を交えて語り、「折口信夫は心の真実を追求することに若いころから情熱を燃やしていた」と講演を締めくくりました。

 一時は晴れ間が顔をのぞかせていた羽咋市内でしたが、講演会が終了するころには、滝のような雨が降り始めていました。折口信夫先生が亡くなられて60年の節目の日。後輩たちへの叱咤激励の雨なのかもしれません。

イベント(学外者開放型)