ミュージアムトーク

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ミュージアムトーク(笹生先生) 博物館では、午後2時から笹生衛神道文化学部教授による「祓と人形」というテーマで、ミュージアムトークを行なわれました。
 今、「人形(ひとがた)」と言えば、6月と12月の大祓の際に穢れを移す媒体としての紙製のものを想像しますが、古代は用途や素材もさまざまであると説明。土製の人形から、道教の影響を受けながら金属製への人形が登場、国家や地域の祭祀の捧げものとしての役割と、今に続く個人の穢れを祓い除く役割と役割も2重構造へ。しかし、個人単位で祓を行う陰陽道の普及から、現在の個人仕様へ一本化されていった経緯を語りました。


人形鑑賞中 実際に、木製や金属製の人形を参加者全員で観察。咳をしたらとんでしまいそうな銅製の人形に込められた当時の人の願いを想像しました。顔も、顔と感じる人の感性に、普遍性を感じました。
 現在、大学でも夏越の祓にむけて、人形を切麻を配布中です。國學院大學ならではの行事ですので、参加してみてはいかがでしょうか。

イベント(学外者開放型)