小学生対象狂言鑑賞会

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狂言についての説明 たまプラーザキャンパスでは、午後からの狂言鑑賞会に先立ち、11時から近隣の小学校4校(新石川・山内・元石川・鴨志田第一)の6年生合計414人を招待して、特別版小学生用鑑賞会を実施しました。
 司会進行の「静かに見てくださいね」という呼びかけにも「はい!」と元気よく返事をして、会は始まりました。
 まずは、主人公を「シテ」、相手を「アド」と呼ぶことや、主だった人物はセリフで場面設定をいうことなど、狂言と現代演劇との違いを紹介。「狂言は笑いの芸なので面白いと思ったら笑ってOKです。動きや言葉を聞き逃さないようによく見てください」とのお話しがありました。


柿山伏の一コマ 番組は実際に使用している教科書にも登場する「柿山伏(かきやまぶし)」。15分ほどの番組で、シテ(山伏)を山本則重氏、アド(柿主)を山本則俊氏が演じました。カラスやサルのマネをするところなどは笑いが起き、終盤のとびとなって飛ぶ場面では手拍子が起こりました。
 現在、小学校では、伝統芸能が学ばれており、平成23年度より小学校六年国語教科書(光村図書出版発行)には、山本東次郎家台本による狂言『柿山伏』が取り上げられています。本物を知ることは学びの原点であり、本物でしか伝わらないものがあります。感性豊かな子たちも、真の芸から何かを受けとめていたのではないでしょうか。


山本東次郎氏によるお話 その後、山本東次郎氏によるお話があり、狂言は選び抜かれた短い言葉で表現するため、一字一句しっかりと届けようとする結果、ゆっくりはっきりとしたセリフ回しとなっていることや、人の愚かなこころを表現しているが、刺激的な暴力シーンなどがない理由など、実演を交えて教えてくださいました。


手拍子実演中 最後に、笑いと昨日の番組「蝸牛」からお囃子の部分を全員で実演しました。左手を下に固定して、右手を上下に動かす手拍子の所作も会得して会は終了しました。

イベント(学外者開放型)