御花神饌ワークショップ開催
本日午後1時から渋谷キャンパス若木タワーの有栖川宮記念ホールで、一般社団法人心游舎と本学教育開発推進機構ボランティアステーションの共催による、本学在学生を対象とした「御花神饌ワークショップ」が開催されました。
この御花神饌とは、毎年9月15日に石清水八幡宮(京都府八幡市)で行われている石清水祭に奉納される造花のご神饌です。和紙で作った、季節ごとの12種類の植物で構成された造花、これをお供えします。
本日は染色家染司よしおか五代目当主の吉岡幸雄氏そして吉岡工房の皆様にもご来校頂き、講和と作成の手ほどきを頂きました。
本学の特別招聘教授で一般社団法人心游舎の総裁で在らされます彬子女王殿下もご参加頂き、グループに分かれて御花神饌の作成に入りました。
用意された古代染めが施された和紙やお米の糊など、普段使え慣れない材料に難儀しながらも、少しずつ梅の花や南天の枝が作られていきます。
彬子女王殿下が作業前の講和で述べられた「上手く作ろうと思うよりも、真心を込めて作ることが大切」とのお言葉を胸に刻みながら、学生たちは集中してご神饌の作成に勤しみました。
グループによって出来上がる早さは異なりますが、全員目的の御花神饌は完成。これを後日ご神饌として奉納できるように作成して頂くことになります。
終了にあたり、本学から彬子女王殿下に贈り物がありました。
坂口吉一理事長から彬子女王殿下に、本学硬式野球部のユニホームを差し上げました。
一般社団法人心游舎の共催企画として、自然栽培による「新潟コメ作りワークショップ」も継続していますが、来週からは草取り。そして秋には稲刈りを控えています。
今後の事業にもご注目ください。
イベント(在学生・教職員向け)