フランスにおける日本漫画ー日本文化の発信と受容プロジェクト ー

記事のみ印刷 全画面印刷

講演中の鵜野氏 グローバル化が進む社会において、自国文化の国際的な発信は大きな課題のひとつです。本学の文学部外国語文化学科が推進するプロジェクト「日本文化の発信と受容」が、フランスにおける日本漫画の受容を題材に取り上げて、第1回公開研究会を開催しました。

 渋谷キャンパス120周年記念1202教室で午後2時半から開始された研究会は、ゲスト講師として鵜野孝紀氏が講演。かつてフランスで日本漫画出版社に勤務し、現在は翻訳や海外への漫画コーディネーターとして活躍する同氏の経験を織り交ぜながら、いかに日本漫画が当地で受入れられるようになったのかを語りました。

大きさの異なるフランス漫画と日本漫画 同氏によれば、フランスの漫画市場は日本の約半分ほどで、そのうち3割ものシェアを日本漫画が占めているそうです。フランス独自の漫画文化や価値観の違いから、多く摩擦を生んだ過去を持ちながらも、現在では両文化を融合させた新たな形での進化など、実例を提示しながら丁寧に語りました。また、かつてフランス漫画から影響を受けた日本人作家が、今は多くのフランス人作家に影響を与えるようになっているとも語っていました。

講演後は本学教授らを交えた討論「現代文化の発信と受容における諸問題」にも参加し、議論を交わしていました。

イベント(在学生・教職員向け)

イベント(学外者開放型)