私大ネット夏期プログラム(3日目)

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 連日お伝えしている私大ネット夏期プログラム、3日目となる本日は朝から南三陸町観光協会が運営する農場の整備を手伝いました。「草取り」班、「石取り」班、「アート」班の3班に分かれ、土を耕せるように草を取ったり、既に耕している所の石を取ったり、看板を作成したりしました。午後は雷雨により作業が中断をしてしまい、完成を見届けられませんでしたが、次回来たときには立派に完成していることを期待して農場をあとにしました。

語り部の佐藤さん 夕食の時間まで翌日の発表に向けてスライド作りを再開し、夕食後には語り部をされている阿部博之さん、芳賀タエ子さん、佐藤誠悦さん、佐藤美南さんの4人にお越しいただきました。まず、佐藤誠悦さんと佐藤美南さんに震災直後の様子をお話しいただきました。佐藤誠悦さんは当時、気仙沼の消防員として、現地の部隊を指揮する現場責任者をされていました。今までテレビでみたことない津波が迫り来る映像、津波が去った後の南三陸町内の写真など震災から3年が経って初めて知る南三陸状況を見せていただきました。現在は消防員を退官し、全国各地で語り部の活動をされています。中でも印象的だったことは「自助」という言葉を用い、「自分の命は自分で守る」と語られていたことです。また、佐藤美南さんは当時通っていた中学校で被災しました。家族とも連絡が取れず、また先生も詳しい状況を話されずていなかったこともあり、不安な気持ちで一夜を過ごされたそうです。今後は大学進学を期に地元を離れてしまうものの、大好きな地元のためにこれからも頑張りたいと話してくれました。

座談会の様子 語り部の方々を囲んだ座談会が始まると、各テーブルで震災時の状況や現在活動について、また学生からの質問に対して熱心にお話いただきました。「地域でコミュニケーションを取ることが防災の要」というお話を受け、私たちは東京独自の地域とのコミュニケーションを図る方法を考えていく必要があると感じました。

イベント(在学生・教職員向け)

イベント(学外者開放型)