平成25年度考古学実習中間報告会

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 午後6時から3号館3307教室で、考古学実習中間報告会が開催され、本年度夏季休暇中に「考古学調査法」の授業の一環として行われた「青森県東北町赤平(1)遺跡」と「長野県安曇野市穂高古墳群F9号墳」の発掘調査報告がなされました。

赤平(1)遺跡発掘調査報告 赤平(1)遺跡は、同じく青森県南部にある大平山元(おおだいやまもと)I遺跡や長者久保(ちょうじゃくぼ)遺跡など、世界的に見ても最初に土器を使用した文化があったと考えられており、また、この地域は、十和田火山の噴火による降灰がテフラと呼ばれる層を構築、テフラがパックのような存在となり、それ以前の生活環境がわかることが期待されている場所。

 現在は長いも畑になっている遺跡を地主の許可を得て調査。今回は大きな出土物はありませんでしたが、資料が少なく評価が定まっていない縄文時代草創期への挑戦が期待される内容でした。

穂高古墳群F9号墳発掘調査報告 穂高古墳群は、本学では2009年度から調査を実施しており、今回が第5次調査となります。過去の調査を基に、今回はF9号墳を発掘したところ、石室の規模や副葬品の含む遺物の確認ができ、それぞれの調査の報告がなされました。

 発表後の質疑応答では副葬品として出土した「須恵器は、製法や技法を分析してから年代の特定を」など先生方からのアドバイスがあり、中間報告会は午後7時20分に終了しました。

 穂高古墳群の発掘調査の様子は、動画アーカイブ「平成25年 考古実習(長野県安曇野市)」でご覧いただけます。

 

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