現代の企業経営ーNPO法人八王子つばめ塾代表小宮位之氏ー

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授業の様子 経済学部の授業「現代の企業経営」、毎週木曜日に行われているこの授業では、毎回様々な企業や団体の経営者をゲスト講師としてお招きしています。本日のゲスト講師はNPO法人八王子つばめ塾理事長の小宮位之氏(平12卒・108期)。本学の院友でもある小宮氏は、経済的事情で学習塾に通うことができない中学生を対象とした無料学習塾を運営する「NPO法人八王子つばめ塾」の理事長を務めています。平成24年から親族の所有する建物を借りて始めた無料塾。最初は小宮氏と生徒1人で始まった学習支援事業は、現在では協力者も増え、講師65人・生徒60人の大きな組織となりました。

 

卒業文集 本日の授業では、小宮氏の生い立ちと同法人設立に至った経緯、同法人の理念、利用する生徒の抱える経済的事情、経営者として大切にしていることなどが説明されました。八王子つばめ塾では、都立高校入学を目標に日々指導にあたっていますが、生徒の学習習熟度はまちまちです。そのため、1人の講師に対して2人から4人と少人数での授業を展開しています。講師はボランティアなので無償での授業はもちろん、交通費も自費で活動をしています。同塾では毎年卒業生が卒業文集を作るそうですが、小宮氏はその中の「例え収入が悪かろうが、何か人の役に立ったり、その人たちの「心の支え」となれる人になりたい」と書いた女子生徒のメッセージを紹介し、「自分達の活動を通して、生徒たちが世の中の役に立つ大人になりたいと思ってもらうことこそが、つばめ塾の理念である」と語りました。

 

学生に語る小宮氏 八王子つばめ塾は年末年始の4日間がお休みなだけで、春季・夏期・冬季講習も行う有料塾にも負けないほどの活動を行っています。最後に、小宮氏は論語の「徳は孤ならず、必ず隣あり」という一節を引用し、「志は孤ならず、必ず隣あり」という言葉を学生に贈り授業を締めくくりました。

 八王子つばめ塾では、活動するための寄付金を集めるために従来型の寄附と併せ、「gooddo」というNPO/NGO法人を応援するサイトを通じて寄付金を集めています。このサイトは企業がバックアップをしています。ある特定のNPO法人を同サイト内から探し「応援」ボタンを押すことで、応援する企業からそのNPO法人に寄附がされるという仕組みです。また、自身のFacbookやtwitterにリンクをシェアすることで寄附の輪を広げることができます。

授業