千度大祓(福島県いわき市)

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塩屋崎灯台からの景色 本日福島県のいわき「大祓」の会主催の千度大祓(せんどおおはらい)が、ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」(いわき市小名浜)の屋外特設斎場で斎行され、本学の神道文化学部生41名、大学院生1名が参列しました。

 参列の学生たち本学一行は、午前7時30分に渋谷キャンパスに集合。バスで会場アクアマリンふくしまに向けて出発。お昼前に現地に到着し、お昼を頂いてから院友会福島県浜通り支部の皆様の案内で、被災地の視察。いわき市で活動している「プロジェクト傳」の鈴木利明会長から、東日本大震災の被災規模、復興状況など車窓より説明して頂きました。
 塩屋岬で小休止中に、数名は今年2月に参観を再開した塩野崎灯台に登っていました。当日お昼頃から天気が回復し、遠方の水平線まで望めましたが、青い海の浜には被災の跡と、堤防の新設を眺めることができ、ここでも震災後の現状を垣間見ることが出来ました。

 

説明頂く山名宮司と諏訪神社の震災碑 その後、院友会福島県浜通り支部長の山名隆弘大國魂神社宮司(昭和39卒・72期史)の案内で、沼ノ内地区の諏訪神社と、大國魂神社の参拝を済ませ、午後3時頃会場に戻りました。

 写真は諏訪神社の境内にある、倒壊した諏訪神社の鳥居で造った震災碑を説明する山名宮司です。

 

請戸の田植え踊りの奉納 各自装束に着替え、午後4時の慰霊祭に参列。
 慰霊祭では、社殿も前宮司も津波で被害あった浪江町請戸の鎮守苕野(くさの)神社に伝わる「請戸の田植え踊り」が、県内外で避難生活をしている請戸芸能保存会によって奉納されました。なお、津波で衣装も全て紛失した請戸の田植え踊りの保存活動は、院友会福島県浜通り支部の寄付からはじまっています。

 

千度大祓 午後5時からは復興祈願の千度大祓となり、本学の学生を含めた100人からなる神職により、大祓詞が十巻奏上されました。
 千度大祓は、震災による大惨事を後世に語り継ぐとともに、豊かな海と生活を、次代を担う子どもたちのために取り戻すきっかけとしようと、海の恩恵に感謝し国民の祝日「海の日」に合わせて震災の年から続けております。今年で4回目になりますが、本学学生は一昨年から参列しています。

 梅雨明け間近の曇り空の下、海風を受けながら、復興を祈願した千度大祓は午後6時過ぎに無事終了。斎場の撤収後、着替えを終えた本学一行はバスに乗り、渋谷キャンパスへの帰路に着きました。

イベント(学外者開放型)

祭典