「有栖川宮・高松宮ゆかりの名品」特別内覧会

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入口 上野の森美術館で明日から開催される展示会「有栖川宮・高松宮ゆかりの名品」の特別内覧会が行われました。本展には國學院大學から48点出陳。その一部を紹介しながら、本展を紹介していきます。


エドアルド・キヨソーネの作品 入ってすぐの最初の展示は、有栖川宮幟仁(たかひと)親王と熾仁(たるひと)親王の肖像画。こちらの銅版画はお雇い外国人の一人として有名なイタリアの銅版彫刻技師・エドアルド・キヨソーネが描いたもの。キヨソーネは、大蔵省紙幣寮で数々の紙幣や切手を原版や、明治天皇の「御真影」となる肖像画など手がけています。
 続く3枚の肖像画、岩手県出身の画家・上野(うわの)廣一氏の作品も本学から出陳しています。


印籠など 螺鈿細工が美しい印籠銘「芝山」と、伊勢物語の東下りの情景を描いた印籠銘「光柳」、精巧な蒔絵を施したミニチュア書見台などが1ケース。


銀製品ほか その隣にケースには、有栖川宮の御紋が施されたイギリス・ガラード社製の銀製ティーセットなどが展示されています。


書 有栖川宮家は、書道と和歌に造詣が深く、幟仁(たかひと)親王は、「五箇条御誓文」を揮毫しています。
 今回本学からは、幟仁(たかひと)親王の懐紙幅(夏日詠社頭夏)と短冊幅(夏草)、熾仁(たるひと)親王の色紙幅(巌上亀)と漢詩幅、威仁(たけひと)親王の短冊(松上鶴)の5点を出展しています。


工芸品 2階の展示コーナーには、音声ガイドでも紹介されている御書架銘「住吉の浦」や、山崎朝雲作「おヽ寒む」・「東遊」・「打毬楽」が並んでいました。

テーブルセットの一部 本日の内覧会には、常陸宮殿下・妃殿下も来場され、ご鑑賞。報道陣も数多く集まっていました。
 装束や展示品はどれも美術工芸品として最高ランクのものであり、細部にまで匠の技が施されています。本学でもこれだけの品を一堂に会して鑑賞する機会はめったにないことです。広報課では、招待券を配付していますので、この機会にぜひ本学の収蔵資料を鑑賞してみてはいかがでしょうか。

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