2018年06月12日(火)の記事一覧

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文学部講演会「日本における難民支援の現状と課題」

 本日12時50分から、渋谷キャンパス学術メディアセンター1階の常磐松ホールで、文学部講演会が開かれました。昨年度に引き続き「日本における難民支援の現状と課題」と題し、難民支援協会(JAR)広報部の伏見和子氏が講師を務めました。

 日本も難民条約加盟国ではありますが、認定が厳しく、2017年は申請者数が19,628人と、申請者数が前年度から倍加している状況であるにかかわらず、認定者数はわずか20人いう状況になっています。より深刻化した状況に、伏見氏は難民保護のために今できることとして、日本のような平和で安全な国が受け入れることだと強調されました。

 また伏見氏は課題として、難民に対する日本社会の関心が低いことをあげ、シリアからの難民第1号として認定された家族の事例を紹介しました。学生たちは、難民が幸せになるために逃れてきたにもかかわらず、不安のない暮らしができていない現状を知り、ようやく問題を実感することができたとの感想を述べていました。

  その他JARの支援の取り組みのお話や、難民への理解を深めるための難民に関する映画や小説の紹介もありました。多くの学生にとって、難民問題を知り、また自分たちにもできる支援策があることを知ることのできた、大変有意義な講演となったようです。

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