2017年11月26日(日)の記事一覧

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第3回地域交流スポーツフェスティバル

   本日、たまプラーザキャンパスにて、人間開発学部 地域ヘルスプロモーションセンター主催による「第3回地域交流スポーツフェスティバル」が行われました。

   このフェスティバルは「スポーツ科学を、もっと身近に」をテーマに、本学教員と人間開発学部の学生が実施しています。

  

 今回も地域の皆様を対象に、体育館では体力測定や栄養・体組成チェック・最新のスポーツテクノロジーを使用しての動作分析・視覚錯覚・ニュースポーツ・キッズコーナー、屋外の球技場では50m・25m走・走り幅跳び測定の他、自由開放を行いました。

 

  晴天にも恵まれ、地域にお住まいのご家族連れを中心にたくさんの方にお越しいただき、実施にあたった学生たちにとっては、日ごろの学びの成果を発揮するよい機会になりました。

国際研究フォーラム「日本の宗教はどう教えられているか」

 11月26日、研究開発推進機構の日本文化研究所と古事記学センターの主催により、国際研究フォーラム「日本の宗教はどう教えられているか」が開催されました。情報通信技術が発達し、グローバル化された現代世界において、いま日本の宗教は実際にどのように教えられているのか、またどのように教えることができるのか、という課題を検討することが今回の趣旨です。主に日本国外の学生を対象とした授業の経験を有する6人の講師を招き、それぞれの教育方法や現状における問題点などを報告してもらった上で、実践的な意見交換が行われました。

 最初の講師であるテュービンゲン大学日本学科のダーヴィッド・ヴァイス氏は、民族学的アプローチによる日本神話の講義について報告。授業では近隣諸国との関連性や日本神話内部の不均質性、神話の政治的側面などを学生に伝えていると紹介しました。

 続いて研究開発推進機構の平藤喜久子氏が、留学生向け授業やフランスでの授業の経験に基づき、ポップカルチャーのような視覚的資料の活用や神社見学ツアーなど、日本神話や神道について教える際の工夫を紹介。ミシガン大学日本研究センターのマイカ・アワーバック氏は、「差別的」と受け取られることを恐れて「他者」に関する発言を控えるという現代アメリカの風潮を指摘し、「無加工」の資料に取り組ませることで本当の「他者」理解を目指す自らの教育方法を解説しました。

 北海道大学現代日本プログラムのクリントン・ゴダール氏は、近代化と伝統宗教の相克という世俗化論の克服を課題として挙げた上で、学生の自由なディスカッションを重視する授業の方法を提示しました。九州大学人文科学研究院のシンシア・ボーゲル氏は、視覚文化の資料を多用することで、日本の宗教文化の複雑な内実をわかりやすく伝える方法を紹介。北海道大学大学院文学研究科の櫻井義秀氏は、英語による実際の授業を再現しつつ、カルト問題も含めた現代日本宗教の授業の方法を説明しました。

 最後の全体討議では、学生に対する評価方法やメディアの活用状況、あるいは「日本の宗教」を本質化してしまうことを避けるための方法などについて、フロアから活発な質問が投げかけられ、また講師陣からは日本宗教にまつわる資料の翻訳といった課題が提示されました。以上のように本フォーラムは、6名の講師それぞれの個性豊かな教育方法を通して実践的な教育方法を学ぶことのできる充実した機会となりました。

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