2016年07月07日(木)の記事一覧

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Ky+ゲスト「旅する音楽」コンサート

Kyコンサート「旅する音楽」 本日午後6時30分から、渋谷キャンパス学術メディアセンター常磐松ホールで、「Ky(キィ)」による「旅する音楽(MUSIQUE VAGABONDE)」が開催されました。
 このコンサートは本学文学部外国語文化学科のイベントで、平成27年度より「《多言語・多文化の交流と共生》プロジェクト」と題し、複数の言語・文化が交わる現場に焦点をあてた連続企画の一環としています。

Kyコンサート「旅する音楽」 今回演奏した「Ky」は、パリ(仏)を拠点とするフランス人ウード奏者のヤン・ピタール(Yann Pittard)さんと、日本人サックス奏者の仲野麻紀さんによるデュオです。
 また今回はスペシャルゲストとして、日本を代表するウード奏者の常味裕司さんを交え、色彩豊かなコンサートとなりました。

 コンサートは2部制で、第1部ではKyのお二人による演奏が行われ、弦楽器と金管楽器の音色が融合した伸びのある美しい音色の曲や歌が披露されました。

Kyコンサート「旅する音楽」_トークショー 第2部までの間に、ゲストの常味さん、そして司会を担当している笠間直穂子本学文学部准教授を交えて4名でトーク。
 アラブ音楽の弦楽器ウードやアラブの音楽についての歴史、そしてその地理的範囲など、国境と文化圏の差異を気付かされる話題になりました。日本の三味線でも、地域差は存在しますが、中東から西北アフリカまでの広い範囲に伝わる音楽や楽器の共通点と相違、歴史的潮流をも含め、広大な世界観に気付かされる内容でした。

Kyコンサート「旅する音楽」_Ky+ゲスト常味裕司さん 第2部はゲストの常味さんのウードも加わり、ウード二重奏と、サックスやアラブの葦笛「ナイ(Nay)」による演奏です。
 日本では珍しいアラブの音楽や楽器の音色に、会場の100人を超えるお客さんも聴き惚れており、演奏終了時には熱い拍手が送られました。


 なお、ウード奏者のヤン・ピタールさんは昨年10月に本学で開催された、ワエル・クデ氏講演会「いま、レバノンに生きるということ」でもウード演奏を披露しています。

 また、《多言語・多文化の交流と共生》プロジェクトとしては今回3回目のイベントとなりますが、1回目の『異境の中の故郷』の際のトークショーは、本学刊行の『國學院雑誌』第117巻第6号に掲載されます。こちらもご覧ください。

夕涼み マヌーシュ・ジャズライブin 國學院大學博物館

ライブの様子 本日午後5時から、國學院大學博物館で「夕涼みマヌーシュ・ジャズライブ」が開催され、一般の来場者や学生など約50人が訪れました。

 マヌーシュ・ジャズとは1920 年代にパリで生まれた、楽しげなスウィングジャズと哀愁溢れるジプシーの旋律が融合した音楽です。弦楽器のみで演奏されるマヌーシュ・ジャズを、山本大暉君(神文4)と在日フランス人ミュージシャンのNicolas Carréさんの2人が演奏いました。

 本ライブではマヌーシュジャズカバーされた「A列車で行こう」や移民たちの音楽が融合したミュゼットの「ドラネス」や「マネージュ」など全12曲を演奏され、会場からは大きな拍手が送られました。

講演会「カタルーニャにおける日本美術コレクションと芸術家への影響」

リカル教授の講演 本日午後6時から、渋谷キャンパス学術メディアセンター5 階会議室06で、バルセロナ自治大学教授のブル・トゥルイ・リカル教授による講演会「カタルーニャにおける日本美術コレクションと芸術家への影響」が開催されました。

 リカル教授は、おもにヨーロッパにおける日本美術の影響について研究していて、本日はカタルーニャ地方と日本美術の関係について解説しました。カタルーニャ地方は現在のスペイン北東部で、日本が開国した後、同時期のヨーロッパ各国と同じように日本美術の影響を受けます。当時日本美術が盛んに流入していたフランスを経由し、カタルーニャ地方にも日本文化が流入したといわれ、歌川国芳の浮世絵や葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』に影響を受けたと思われる作品が数多く描かれています。リカル教授は、カタルーニャの絵画と北斎の絵画の画像をそれぞれ表示し、類似している点を指摘し、参加者も日本美術の影響の大きさに驚きを見せていました。

 解説が終了したあとは質問時間が設けられ、参加者とリカル教授は、熱い議論を交わしていました。

現代の企業経営@佐栁常務理事講演

ゲスト講師による講演は本日が最後 毎回オムニバス形式で企業やNPO法人などの経営者をゲストに行われる経済学部授業「現代の企業経営」(担当:本田一成教授)。4月より9人のゲスト講師が登壇しましたが、本日が最後のゲスト講師となり、本法人の佐栁正三常務理事が大学経営について講演を行いました。

授業開始前に説明をする本田教授

 はじめに、日本の18歳人口の推移を示し、厳しさを増しつつある大学を取り巻く環境について説明があり、その上で「健全な財務状況なくして健全な大学経営はない」とし、本学財務状況の改革の歴史、理事会の構成、これからの職員に求められるスキルなど多岐に亘り説明しました。

本日の講師を務めた佐栁常務理事 また、佐栁常務理事は学生に対し、本学は今年で創立134年目を迎えた日本でも最も伝統のある大学であることを紹介し、「伝統とはただ年月が経っただけのことを言うのではなく、絶えず将来に生かす工夫を行い、時代をリードするものを生み出し続ける努力の積み重ねである」と語り、それを実現するためには、永続性・確実性・公共性・透明性の4つの要素を念頭に学校経営を行う必用があると説きました。

講義では18歳人口の減少問題にも触れた 最後に、学生を飛行機に例え、「今の皆さんは滑走して飛び立つ寸前の状態です。ここから何が必要になるのでしょうか?それはエンジンを最大出力にすること。それができなければ大空へ飛び立つことはできません。最大出力でしばらく飛べばやがて安定飛行に移り、シートベルトも外せるのです」と説き、学生へエールを贈りました。

本学事業報告書を示し説明する中村次長 その後、本学財務部次長の中村大介氏から本学校地移転の歴史や過去20年の学費等の推移、学生リアル調査の意見を元に改善されたキャンパスの設備などが紹介され、授業は終了しました。

和装Day

キャンパスを歩く学生たち 今日は五節供のひとつ、七夕です。本日渋谷キャンパスとたまプラーザキャンパスでは、七夕の1日を浴衣で過ごすイベント「和装Day」を実施しました。日本文化の体験・発信の一環として企画された本イベントは今年で2回目となります。

渋谷キャンパス

授業を受ける学生 渋谷キャンパスでは、午前8時から特設の更衣室とクロークを用意し、登校した学生たちが浴衣に着替えて、それぞれ授業へと向かっていました。写真は、2限の「神道と文化」(高野裕基研究開発推進機構助教)の教室の様子。浴衣姿の学生が熱心に講義を聴く様子が見られました。

募金とスイカ 130周年記念5号館のオープンスペースでは、熊本地震の復興支援のための募金が呼びかけられました。募金に応じた学生らには熊本県産のすいかが振舞われました。

 そのほか、同所では、輪投げとヨーヨー釣りを浴衣を着た学生限定で用意され、次々と学生が楽しんでいました。

 

ミスコンお披露目 お昼休みの時間帯には、企画イベントサークル「Ideed」によるMiss & Mr.國學院候補者のお披露目イベントが開催され、多くの学生が集まりました。浴衣姿に身を包んだ候補者たちから、コンテストへの意気込み等が語られました。

 

たまプラーザキャンパス

短冊を飾る学生たち 今年は、たまプラーザキャンパスでも和装デーが実施されました。登校時から浴衣を着て登校する学生が見られたほか、1限の授業開始前から、特別更衣室を利用し浴衣に着替える学生も目立ちました。
 こちらでも、渋谷キャンパス同様に熊本地震への募金箱も設置し、募金をした学生が特典のスイカを嬉しそうに食べる姿が印象的でした。今日は、天気も良く、ピロティ内のベンチで昼食をとる学生も多く、日常生活とは一味違う楽しいひと時を過ごせていたようです。

竹灯篭 夕方からは敷地内から採取した竹で作成した竹灯篭もライトアップ。学生のペイントした風鈴や風車も設置されているため、下校時にピロティ内で足を止める学生が多くいました。

ミュージアムトーク「江戸の庶民絵画 大津絵」

クリストフ・マルケ氏の講演 本日午後4時から國學院大學博物館でミュージアムトーク「江戸の庶民絵画 大津絵」が行われました。今回のミュージアムトークでは国立東洋言語文化大学教授・クリストフ・マルケ氏が講師を務めました。

 「大津絵」は江戸時代に無名の絵師たちによって描かれた庶民絵画であり、浮世絵と違い日本であってもほとんど見ることの出来ない絵画といいます。クリスト・マルケ教授は、現在同館で展示されている史料「やしなひ草」や「大津絵十種」等を用いて、大津絵の成立と変遷、大津絵が描かれた背景としての地理や史実、また、画題に託された意味と、現代における大津絵の姿や状況を紹介しました。

ミュージアムトーク後 ミュージアムトークが終了した後も、聴講者が講師とともに展示室へ移動して実際に資料を見ながら熱心に説明を受ける様子が見られました。

 なお、特集展示「大津絵の展示」は國學院大學博物館と日仏会館フランス国立日本研究センターとの連携で行われており、國學院大學博物館の他に日仏会館ギャラリーや日本民藝館での展示会が予定されています。本学では7月10日までの展示ですので、どうぞご覧ください。

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