2016年07月03日(日)の記事一覧

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公開講座、矢部健太郎教授「豊臣政権と「秀次事件」~秀吉は秀次を殺したか~」

公開講座、矢部健太郎教授「豊臣政権と「秀次事件」~秀吉は秀次を殺したか~」 本日たまプラーザキャンパスでは第19回「大学で学ぼう~生涯学習フェア~」第1弾の2日目。
 学生イベントや資料配布等催し中のところ、午後1時から矢部健太郎文学部教授による公開講座「豊臣政権と「秀次事件」~秀吉は秀次を殺したか~」が1号館講堂で開催されました。

 本講演内容の、矢部教授「秀次事件」の新説は、『國學院雑誌』114巻11号(平成25年11月)「関白秀次の切腹と豊臣政権の動揺 : 秀吉に秀次を切腹させる意思はなかった (特集 資料がかたる物語、記録からよむ物語)」として発表されてから、産経新聞の全国版で紹介され、某ネット掲示板でもスレッドが即日に1,000件を超えるなど話題沸騰。

公開講座、矢部健太郎教授「豊臣政権と「秀次事件」~秀吉は秀次を殺したか~」 今年の3月にはKADOKAWAから『関白秀次の切腹』が刊行。また今年の大河ドラマ「真田丸」でも、矢部教授の新説を採用した内容で秀吉・秀次の関係が描写される予定とのこと。満を持しての今日の講演会となりました。

 そもそも晩年期の耄碌した豊臣秀吉、殺生関白と言われた豊臣秀次等、そのイメージすら史料には見られないもの。現存史料を丁寧に読み解くこと、そして京都や伏見、高野山の位置関係を見たときに様々な疑問が湧きたち、今回の新説へと導かれたことが丹念に、そして現代社会の類例を用いながら興味深く講演されました。
 200名近くの参加者は当初は新説に対して疑問を抱きながらも、徐々に現在我々が持つ豊臣政権像が作られたもので、史実の姿が浮き彫りになる様を傾聴していました。

公開講座、矢部健太郎教授「豊臣政権と「秀次事件」~秀吉は秀次を殺したか~」_『関白秀次の切腹』即日販売 史料から読み取れる新説が全て紹介されると、割れんばかりの拍手が送られ、矢部教授の90分に渡る講演は終了しました。

 講演会場の外ではKADOKAWAが『関白秀次の切腹』を即日販売しており、売れ行きは好調でした。

 なお、11月からは「たまプラーザキャンパス火曜歴史講座」として、4週間にわたり矢部教授による「豊臣摂関家から徳川将軍家へ」を予定しています。
 詳細は9月下旬に、本学ホームページに掲載予定です。是非こちらにもご参加ください。

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