2015年12月12日(土)の記事一覧

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渋谷らしさの近未来 ー渋谷学シンポジウムー

 第4回國學院大學渋谷学シンポジウムが、渋谷キャンパス5号館5202教室で本日午後1時30分から開催されました。渋谷学は本学が学部を横断して推進している研究のひとつです。研究会やシンポジウムは一般にも公開され、社会と共有しながら進められています。本日のテーマは「渋谷らしさの近未来」。ゲストも交えて前後半の2部構成で進行しました。

 


 前半は田原裕子教授(國學院大學経済学部)と大友教央氏(東急電鉄株式会社 資産戦略部情報開発二課長)が登壇しました。田原教授はこれまでの渋谷を振返り、1970年代以降、 “若者”が大学生を指したり高校生を指した時代があったことに触れ、その時々で最も勢いのある層を取り込んできたことを指摘。これから渋谷が誰のものになるのか大変興味深いと語りました。

 東急電鉄の大友氏は、2027年に向けて進行中の渋谷大規模開発計画を紹介し、そのリーディングプロジェクトであった「ヒカリエ」開業がもたらした効果や、駅から本学方面に向けて約600mの遊歩道が整備されるなど、計画の詳細を伝えました。


 後半は、西樹氏(シブヤ経済新聞編集長)と関谷のびこ氏(フリーカメラマン・渋谷区出身)を加えて、「これからの渋谷らしさのあるべき姿」についてディスカッションが行われました。西氏は「渋谷再開発によって企業が増え、新たなコミュニティとともに働き方も多様化するだろう。そこに新しい価値が生まれるかもしれない」と将来の渋谷へ期待を寄せました。関谷氏は「渋谷は実は地域連携がとても強い街。一方で新しいものを受入れる顔を持っている。古いものと交じりあいながら新しいものを生みだす、進化しつづける街であり続けて欲しい」と語りました。

 こうした個々の意見を交わしながら、最後は渋谷の魅力として「寛容性や偶発性が渋谷には欠かせない魅力」として今回のシンポジウムを締めくくりました。

国際シンポジウム・ワークショップ2015

井上機構長による挨拶 本日から國學院大學渋谷キャンパスでは、ミュージアム連携事業 国際シンポジウム・ワークショップ2015「博物館の国際的ネットワーク形成と日本文化研究」が開催されています。本企画は、平成27年度文化庁の「地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」に採択された「東京・渋谷から日本の文化を国際発信するミュージアム連携事業」のイベントの一環で実施しています。
 初日である本日は、国際シンポジウムが行われ、オランダ・ライデン国立民族学博物館、イギリス・セインズベリー日本芸術研究所、フランス・ギメ美術館、アメリカ・ボストン美術館、ロシア・ピョートル大帝記念 人類学・民族学博物館[クンストカメラ]からそれぞれ1人ずつパネル発表が行われた後、全体討議が行われました。
 冒頭、開催に先立ち、本学研究開発推進機構長の井上順孝神道文化学部教授による挨拶・趣旨説明がありました。今回、世界各国の博物館で日本文化の発信に携わる人を招いており、グローバル化が信仰する中で、いかに博物館・美術館において日本文化の研究発信していくのか情報交換、およびそのためのネットワーク構築が目的であると説明を加えました。
第1セッションの発表 第1セッションのボストン美術館のアン・ニシムラ・モース氏の発表「ダブル・インパクト:博物館の国際化と日本」では、同館と東京芸術大学が今年4月に行った展覧会「ダブル・インパクト:明治ニッポンの美」実施にあたっての、展示品のデジタル化や、日米での展示内容の検討など、さまざまな取り組みが紹介されました。質疑応答では、国籍を超えた質問が多数寄せられ、関心の高さが窺われました。
 5氏のパネル発表後には、本日の発表者とコメンテーターの井上 洋一氏(東京国立博物館)と司会の中牧弘允氏(吹田市立博物館、国立民族学博物館)を交えた全体討議が行われ、1日目は終了しました。
 明日は笹生衛國學院大學博物館長・本学教授が司会を務めるワークショップが開催予定です。

第2回公開研究会 発信と受容の多様性-古典をいかに伝えるか

パネルディスカッションの様子 本学の文学部外国語文化学科が推進するプロジェクト「日本文化の発信と受容」が古典をいかに伝えるかを題材に取り上げて、午後2時半から渋谷キャンパス120周年記念1202教室第2回公開研究会を開催しました。 グローバル化が進む社会において、自国文化の国際的な発信は大きな課題のひとつとして、黒澤直道文学部教授による趣旨説明があったのち、講演に移りました。

 本学兼任講師、曹咏梅氏は「中国における『万葉集』・『古事記』の受容」を講演。万葉集の和歌を取り上げて、中国の歌人はどのように翻訳したかについて発表しました。その後本学部文学部外国語文化学科教員を交えて総合討議が行われました。

第2回FDワークショップ

前半のグループワーク 本日午後1時から渋谷キャンパス120周年記念1号館1406教室で第2回FDワークショップが行われました。同ワークショップは第3回新任教員研修も兼ねて行われています。
 柴崎和夫教育開発推進機構長挨拶の挨拶があった後、前半は「シラバスと授業の到達目標の書き方」と題して、小濱歩教育開発推進機構准教授が講師を務めました。本学が採用する「観点別教育目標」に基づくシラバスの作成方法について説明があり、実際にグループワークでシラバスを執筆するワークショップに2グループで取り組みました。より学生にわかりやすい表現はどのようなものか、事例に沿って教員同士で議論を深めました。
 後半は、中山郁教育開発推進機構准教授によるワークショップ「良い授業のための留意点(非言語、視聴覚情報の応用)ー表現力とアイコンタクト、無言面接ー」が行われました。授業の際には話言葉のみならず、教員の表情や態度も学生に影響を与えるといいます。学生に好印象を与えるような振る舞いについて、実践も踏まえながら検討しました。

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