2013年06月01日(土)の記事一覧

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ミュージアムトーク

 本日、國學院大學博物館では2つのミュージアムトークが開催されました。

常設展

常設展展示品を解説 午後2時からは齋藤しおり学芸員が、神道資料を対象に「田んぼの神様―タノカンサァ―」というテーマで解説を行いました。田の神「タノカンサァ」は、鹿児島県と宮崎県の一部にみられる五穀豊穣や、長産米穀を祈って作られ、水田の畦や水田を望む場所などに安置された神像です。齋藤学芸員は、南九州で見られる田の神の神像の種類や、それにまつわる習俗などを説明。その後、本学博物館で現在展示されている3体の田の神様について詳しく説明していました。

企画展

加瀬准教授の説明を聞く来場者 國學院大學博物館では、今日から6月29日(土)まで企画展 「伊勢の神宮とその周辺‐昔の人々の思いを追う‐」が開催されています。今日は、午後3時30分から、加瀬直弥神道文化学部准教授による展示品についてのミュージアムトークが行われました。

 加瀬准教授は今回の企画展が、今年秋に執り行われる式年遷宮などで注目される伊勢の神宮について、創始・創建の古代から、中世、近世に至るまで長い時代の流れの中で受け継がれてきた信仰のかたちを紐解く内容となっていることなどを30分ほどで説明。直前まで開かれていた「日本文化を知る講座」の受講生が多数来場し、解説を聞きながら展示品を鑑賞していました。

月次祭

神殿に進む祭員たち 今日から6月がスタート。新緑に覆われた神殿に役教職員や学生が参列し、午前10時から月次祭が斎行されました。

 新緑のなかの吊燈籠先月末には関東地方も梅雨入りし、ジメジメとした季節が始まっています。食中毒などが発生しやすくなる季節です。体調や食料品の管理など注意してお過ごしください。

日本文化を知る講座

第39回日本文化を知る講座_第1回 第39回日本文化を知る講座「遷宮-伊勢神宮と出雲大社-」がスタート。第1回目の本日は午後1時30分から常磐松ホールで加瀬直弥准教授による『古代、神社の維持の責任をとったのは誰か?』と題した講演会が行われました。
 今年は20年に一度の伊勢の神宮、60年に一度の出雲の大社の遷宮が重なる年。東京国立博物館での「大神社展」開催や昨今のパワースポットのブームもあり、神社ならびに神道への関心が高まっているためか、今回の同講座も定員300名が満員御礼となっています。
 遷宮とは神社の修造などに伴う諸般の事業。一般家屋の老朽化による修繕とは違い、神社という建物の維持には、まつりとしての側面と建築としての側面があります。そのあり方には当時の世情や文化を反映しているとして、古代では、だれがどのようにして神社を維持してきたかを当時の史料をひも解きながら説明されました。

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